中西特任教授とノーベル賞受賞者G.Hevesy氏ご子息

賞状

Hevesy賞メダル

当研究科附属食の安全研究センター 中西友子 特任教授(元放射性同位元素施設教授)がHevesy賞を受賞しました。
授賞式は、2016年4月10日にハンガリーブダペストにおいて開催された国際会議International Conference on Radioanalytical and Nuclear Chemistryの中で行われました。
中西特任教授が培ってきた放射線や放射性同位元素を駆使したイメージング開発 により、生きた植物における水と元素の動態の解析に成功したこと、ならびに、 福島事故の調査研究が高く評価されたものであり、中西特任教授の受賞は日本人 としては2人目になります。

George de Hevesy:(ゲオルク・ド・ヘヴェシー, 1885年8月1日 - 1966年7月5日)ハンガリー生まれの化学者、1923年ハフニウムを発見。1943年化学反応研究におけるトレーサーとしての同位体の応用研究でノーベル化学賞を受賞。

Hevesy賞:1943年に放射性同元素を用いた化学反応プロセスの解明によりノーベル化学賞を受賞したG.Hevesyを記念して、放射科学や核科学の分野で秀でた業績をあげた研究者に与えられます。
http://www.jrnc-ranc.com/index.php/programme/hevesy-award