このたび本研究科 生物材料科学専攻 磯貝明教授が、京都大学生存圏研究所生存圏開発創成研究系 矢野浩之教授とともに2016年本田賞を受賞しました。おめでとうございます。

両教授によるセルロース・ナノファイバー(CNF)生産における化学的なアプローチ方法の高効率な製造法の考案および製品への応用や将来における可能性の拡大に対する貢献が評価され、受賞へ至りました。

本年で37回目となる本田賞は1980年に公益財団法人 本田財団によって創設された科学技術分野における日本初の国際賞で、人間環境と自然環境を調和させるエコテクノロジー(※)を実現させ、結果として「人間性あふれる文明の創造」に寄与した功績に対し、毎年1件の表彰を行っています。

授与式は2016年11月17日に東京都の帝国ホテルで開催されます。


※エコテクノロジー(Ecotechnology):文明全体をも含む自然界をイメージしたEcology(生態学)とTechnology(科学技術)を組み合わせた造語。人と技術の共存を意味し、人類社会に求められる新たな技術概念として1979年に本田財団が提唱)

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本田賞HPhttp://www.hondafoundation.jp/hondaprize.html
公益財団法人本田財団HPhttp://www.hondafoundation.jp/index.html