完成!
 この杉玉は、田無演習林のスギを用い、日本酒造り文化を理解する目的で製作しました。 酒蔵の軒先に緑色の杉玉を吊るすことで、新酒ができたことを知らせるサインにしています。 針金のボールを芯にしてスギの枝を挿していき、最後に丸く刈り込んで4時間ほどかけて製作しました。

製作者:黒岩真弓(技術基盤センター)・栗田直明・相川美絵子・尾林文男(附属演習林田無演習林)
製作日:平成29年2月21日

杉玉の由来:奈良の大神(おおみわ)神社は、酒の神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の霊威が宿る三輪山をご神体としているため、三輪山の杉の枝を酒屋の看板にする風習が生まれました。のちに球状にした杉玉を、新酒ができましたと合図するために軒下に吊るすようになりました。
参考文献:奈良 三輪明神 大神神社:三輪山、三輪山の神語り http://oomiwa.or.jp/jinja/kamigatari/

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