平成26年11月30日、岩手県大槌町、釜石市をエリアとする釜石地方森林組合は、林業の次世代を担う人材を育成する「釜石・大槌バークレイズ林業スクール」を開設しました。
東京大学大槌イノベーション協創事業は、経済産業省「産学連携イノベーション促進事業」の採択を受け大槌町を中心に、復興を契機として「新しいアイデアと考え方を提案・実証・伴走して新しいことを興す」ことを目的として活動しています。本事業では、東京大学の5つの部局の研究者と数十社の参画企業からなる産学連携のコアが地域住民・行政と連携し、林業、水産業、観光、移動と移動手段、コミュニティ再生、ICTの6分野で活動しています。今回、若手人材を林業へ誘引し、次世代の林業従事者の育成を図るプロジェクト「釜石・大槌バークレイズ林業スクール」を大槌イノベーション協創事業、バークレイズグループ、釜石地方森林組合で具体化したものです。
本事業の活動が、新たな林業の担い手を増やし、また被災地復興支援として新しいモデルとなることを期待しています。