修了式でのタイからの交換留学生
平成26年12月5日、タイのカセサート大学獣医学部の6年生5名が、東京大学農学部における1学期間のプログラムを修了し、単位を取得しました。タイの学生は、大学の世界展開力強化事業(北海道大学、酪農学園大、東京大学の3大学の共同事業)と ASEAN International Mobility for Students(AIMS)プログラムのサポートにより、9月16日から12月5日までの約3ヶ月間、本学動物医療センターなどで臨床ローテーションの実習を受講していました。本プログラムは、獣医学の必修科目を修了した学部学生に伴侶動物臨床、動物衛生・公衆衛生などの分野においてグローバルな意識と高度な知識・技術を習得させることを目的としています。
東京大学農学部獣医学専修の学部5年生6名も平成26年9月15日から、タイ•カセサート大学で臨床実習、フィールド実習にのぞみ、無事に修了、12月17日に帰国しました。
本プログラムは今年度が初めての試みであったが、得るところの多い非常に有意義な交換留学となりました。来年度は、タイからの学生受け入れは本年度と同じ時期に、東大生のタイへの派遣は、東京大学の新学事暦(4ターム制)導入に伴い、サマープログラムの期間中6月から8月にかけて行う予定です。