プロフィール
専攻 |
生圏システム学専攻
Department of Ecosystem Studies
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研究室 |
生態調和農学機構
Institute for Sustainable Agro-ecosystem Services
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職名 |
助教 / Research Associate |
一般の方へ向けた研究紹介
生物多様性の保全と生態系サービスの維持機構の解明に関する研究を推進しています。
研究の背景
人間は生物多様性からさまざまな恩恵を受けて生活しています。食べものとなる植物や動物、薬になる生物たち、人間が日々利用しているものは生物多様性が私たちに与えてくれている、自然が生み出した機能の一部です。このような生物多様性による恩恵は、「生態系サービス」と呼ばれるようになってきました。私は、それらのような生態系サービスの持続的な利用や、恩恵を維持するための方策について研究しています。特に、絶滅危惧生物、群集の多様性を中心として、現在の環境変動が生物多様性へ与える影響の評価、その評価を基に、生物多様性を保全するための施策の提案を行っています。
研究内容
- 農地周辺における生物多様性保全
- 都市近郊の雑木林(里山)における絶滅危惧種の保全
- 湿原群における絶滅危惧種の保全
- 草原や草地を対象とした、生物多様性保全
- ドローン空撮と深層学習を利用した、生物多様性ホットスポットの検出
- 気候変動による河川氾濫と生物多様性の関係
教育内容
生物多様性の保全と生態系サービスの維持機構の解明
研究の背景
人間は生態系から様々な恩恵(生態系サービス)を受けて生活をしてきました。その恩恵は生物多様性から生じる生態系サービスにあるとされています。生物多様性は様々な生態系機能を維持し安定を供給しています。しかしながら人間は生態系を過剰に利用することで、生態系の変容をもたらしています。これからの時代は、自然生態系から人間がかかわっている半自然生態系まで幅広い視野を持って生態系を保全していかなくてはなりません。本研究室では、生態系と人間活動がもたらす環境変動の関係を評価すること、人間が関わりながら生物多様性を保全する計画の策定など、自然と人間の関わり合いに関したテーマで研究を実施しています。
研究内容
- 農地周辺における生物多様性保全
- 都市近郊の雑木林(里山)における絶滅危惧種の保全
- 湿原群における絶滅危惧種の保全
- 草原や草地を対象とした、生物多様性保全
- ドローン空撮と深層学習を利用した、生物多様性ホットスポットの検出
- 気候変動による河川氾濫と生物多様性の関係
共同研究や産学連携への展望
生物多様性の保全と生態系サービスの維持機構の解明に関する研究を推進しています。
人間は生物多様性からさまざまな恩恵を受けて生活しています。食べものとなる植物や動物、薬になる生物たち、人間が日々利用しているものは生物多様性が私たちに与えてくれている、自然が生み出した機能の一部です。その恩恵は生物多様性から生じる生態系サービスにあるとされています。このような生物多様性による恩恵は、「生態系サービス」と呼ばれるようになってきました。しかしながら人間は生態系を過剰に利用することで、生態系の変容をもたらしています。これからの時代は、自然生態系から人間がかかわっている半自然生態系まで幅広い視野を持って生態系を保全していかなくてはなりません。
現在は、TNFDやESGなど生物多様性に関わる企業努力や貢献が提案されてきています。私たちの研究室では、企業活動と生物多様性の関係を明らかにしたいと考えています。さらに企業が取り組んでいる社会貢献を広報するための施策についても考えていきたいと思います。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 生物多様性、生態系サービス、絶滅危惧種、環境変動、自然共生
キーワード2 : 生物多様性保全、気候変動、都市化、環境変動