プロフィール
専攻 |
農業・資源経済学専攻
Department of Agricultural and Resource Economics
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研究室 |
農業史研究室
Laboratory of Agricultural History
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職名 |
教授 / Professor |
一般の方へ向けた研究紹介
植民地朝鮮農業・農村の改編
研究の背景
1910年「韓国併合」によって日本が朝鮮を植民地とすることで、朝鮮の農業および農村社会は大きく改編されていきました。その変化は、解放後の朝鮮・韓国の社会にも影響を及ぼしていきました。植民地朝鮮農業・農村の実態を分析し、その成果を認識することは、現代を生きる私たちにとっても、とても重要なことです。
研究の内容
植民地化以前の朝鮮農業・農村は、ダイナミックな変化を遂げていました。植民地下で、そうした変化の方向性は、大きく改編されていきました。私の研究では、改編の具体相を明らかにするとともに、そうした改編に対応・対抗する朝鮮農民の姿も分析します。
教育内容
東アジアの農業・農村
教育活動内容
学部生に対しては、おもに西ヨーロッパと東アジアを対象にして、近世-近代における農業および農村社会の歴史を講義しています。東アジアを論じる際に、私の専門である朝鮮農業・農村に関して講義をしています。
共同研究や産学連携への展望
農業・農村社会の長期的変化
農業や農村社会の変化を歴史的・長期的な視点から捉えることは、変化の激しい現代社会において意味のあることであると考えます。そうした問題意識を共有する機関との連携を求めています。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 朝鮮、農村、植民地、日本帝国主義、
キーワード2 : 農村過剰人口、モノカルチャー、水利組織、規律権力