2011年3月11日に発生した東日本大震災および津波、さらにはそれらによって引き起こされた福島第一原子力発電所における燃料棒のメルトダウンおよび水素爆発による多量の放射性物質の飛散・流出によって、人的にも物的にも未曾有の被害を受けた。東北沿岸部は地震・津波により壊滅的被害を受け、国および自治体は新しい街づくりおよび地域諸産業の復興への道筋を模索している。また、福島第一原子力発電所を中心に農地、林地、住宅地、海洋等に放射能汚染が広がっており、高濃度汚染地域では住民の避難を余儀なくされており、農畜水産物の放射能汚染は深刻な状況にある。本研究科では、震災直後からさまざまな形で現地の調査および復興支援に関わってきた。一部学生・教職員によるボランティア活動、被災大学からの学生の受け入れ、自治体への支援、放射性物質汚染調査および研究開発等である。あるものは教員個人レベルで、またあるものは組織として本学の復興支援プロジェクトに登録して活動している。今後とも本研究科の教員の専門性を生かした復興支援を行っていく所存である。

農学生命科学研究科の登録プロジェクト

(終了した登録プロジェクト)

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資料集・出版本

Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident (III)
シリーズ3冊目(2019年)
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Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident
シリーズ1冊目(2013年)
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放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会 (ISSN 2434-0413)
[資料集2011-2016(第1回-第12回)] (2018年5月2日)

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