森林科学専攻
森林科学専攻は、日本のみならずグローバルに森林と人間とのかかわりを探究する点を特徴とする。
近代科学のほとんどの分野は、細分化されつつ独自の手法を明確にすることによって専門性を高めてきた。しかし、今ではこのような細分化された学問のあり方が、逆に全体像を正確に認識することを困難にしている。
これに対して、森林科学は、各々が得意とする個別学問を主な道具としつつ学際的なアプローチを取り込む、未来志向の新しい学問である。
専攻の目的
本専攻は、森林に関する生物科学、環境科学、資源科学、社会科学等の分野において世界的水準の教育、研究を進め、森林の自然の営みや持続的管理に関わる基礎的・応用的課題を解決できる専門的人材を養成することを目的とする。
講座と専攻分野(研究室)
各講座の内容、研究室の紹介については、森林科学専攻のホームページをご覧ください。
講座 | 専攻分野(研究室) |
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森林生命環境科学講座 | 造林学、森林植物学、森林動物学 |
森林資源環境科学講座 |
森林経理学、林政学、森林利用学、森林生物地球科学、森林風致計画学 |
協力講座 | アジア生物環境学(アジア生物資源環境研究センター) 地域資源計画学、樹木生理学・熱帯造林学、森林分子生態学 森林生態圏管理学(附属演習林) 森林圏生態学、森林生物機能学、森林圏生態社会学、森林流域管理学 |