生圏システム学専攻
生圏システム学専攻は、世界的な生物資源・環境に関わる諸問題をフィールドから捉え、総合的な視野から解決策を提言できる人材を育成する専攻です。
生圏システム学は、現場から課題を抽出するための野外調査や、理論研究・実験研究の成果の検証をするための野外研究を、生物多様性の保全と持続可能な資源管理を軸に体系化し、総合的な視野からそれらの応用性を予測・実証し、社会に還元するための21世紀の科学です。
(写真:フィールド科学専修森圏管理学実習 富士演習林にて)
専攻の目的
生圏システム学専攻は、様々なフィールドにおいて生態系の仕組みを解明し、人間社会と自然環境が調和した地域・地球環境を維持するための技術と思考力を持った人材を育成する。そのために、既存の専門分野の枠を超えた教育と研究を進め、人間と自然との関係、特に生物多様性の保全や持続的生物生産のあり方を明らかにすることを目指す。
講座と専攻分野(研究室)
各講座の内容、研究室の紹介については、生圏システム学専攻のホームページをご覧ください。
講座 | 専攻分野(研究室) |
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生物保全学講座 | 生物多様性科学、保全生態学 |
生圏管理学講座 | 緑地創成学、森圏管理学、水域保全学 |
協力講座 | 生圏相関科学 耕地生圏生態学(附属生態調和農学機構)、 水圏生物システム学(附属水産実験所)、 森林圏生態学(附属演習林)、 森林生物機能学(附属演習林)、 森林圏生態社会学(附属演習林)、 森林流域管理学(附属演習林)、 生態環境評価学(生態環境調査室) |
連携講座 | 生圏資源環境学 |