附属牧場は昭和24年に畜産学の教育研究の場として設置された。常磐高速道路岩間ICの近くにあり、総面積は36haである。馬、牛、山羊、総頭数137(H23.2.22現在)を飼育し、さらに、これら資源動物の飼育生産を行っている。

これらの資源動物は、実習教育あるいは研究に資される。資源動物の個体生物学が、本牧場の基礎となっており、農学生命科学研究科の各大講座との連携により、獣医学あるいは応用動物科学などの分野における様々な研究が行われている。さらに資源動物機能の高度な利用を目的とした開発研究の実施、これらの研究を支えるための各資源動物の系統育成が行われている。

写真説明:アルゼンチンのラ・プラタ大学から日本中央競馬会に寄贈されたアルゼ ンチン原産のクリオージョ種。子馬は本場で交配し生まれた。新しい乗馬資源として、その活用法を含めた研究が進んでいる。