ウナギは今、慢性的な資源の低迷に苦しんでいます。絶滅危惧種に指定されたウナギもあります。なぜ資源はこんなにも減ってしまったのでしょうか? どうすれば回復させることができるのでしょうか? 我々はこれからも、うな丼を食べ続けることができるのでしょうか? 問題は山積しています。日本人がこよなく愛するウナギの食文化を絶やさないために様々な考えを持ち寄り、人とウナギの共存の道を模索しましょう。

日時:2017年7月22日(土) 10:00~17:30
会場:東京大学弥生講堂一条ホール
参加費:無料(事前申込不要、先着順 定員300名)

プログラム
第一部 研究発表
10:00~12:00 口頭発表・ポスター発表

第二部 保全
13:00~13:05 開会挨拶 大竹二雄(東京大学)
13:05~13:30 基調講演「鰻学会の設立」 塚本勝巳(東アジア鰻学会会長/日本大学)
13:30~13:55 「ニホンウナギ生息地保全の考え方」 有山義昭(環境省)
13:55~14:20 「ウナギを含めた水生生物のための多自然川づくりの取り組み」 堂薗俊多(国土交通省)
14:20~14:45 「資源管理の対策について」 保科正樹(水産庁)
         休憩
15:05~15:30 「鹿児島県におけるウナギ資源増殖対策」 塩先尊志(鹿児島県水産振興課)
15:30~15:55 「ウナギ種苗の商業化に向けた大量生産システム実証の取り組み」
         田中秀樹(水産研究・教育機構)
15:55~16:20 「民間企業が考えるウナギ保全技術開発」 柵瀬信夫(鹿島建設) 
         休憩
16:40~17:25 総合討論 モデレーター 山川 卓(東京大学)
17:25~17:30 閉会挨拶 木村伸吾(東京大学)