One Earth Guardians育成プログラムでは、12/26(日)に公開シンポジウムをオンライン開催いたします。
どなたでも参加可能ですので、ぜひたくさんの皆さまにご参加いただければ幸いです 。

【One Earth Guardians 公開シンポジウム2021】
農学が示す、暮らしのなかのGX(グリーントランスフォーメーション)

[日時] 2021年12月26日(日) 15:00~17:15
[会場] オンライン(Zoomウェビナー)
要参加登録・参加費無料▼イベント詳細&参加登録はこちらから▼
https://one-earth-guardians-symposium2021.peatix.com/

・上記Peatixイベントページの「チケットを申し込む」より参加登録ください。
・Peatixを初めてお使いになる場合は、お手数ですがアカウント登録をお願いいたします。
参加登録いただいた方に、前日までにご参加用のURLをお送りいたします。

[内容]

  • 話題提供 | 暮らしに根ざすGX
    「近年の異常気象と気候変動」
      井田 寛子 氏 /気象予報士・キャスター
    「次世代のサステナブルファッション」
      鈴木 素 氏 /hap株式会社 代表取締役社長
    「食品ロスを減らすためにわたしたちにできること」
      井出 留美 氏 /株式会社 office 3.11 代表取締役
  • 講演 | 人の暮らしと森林とGX ~演習林の挑戦~
    蔵治 光一郎 /東京大学大学院農学生命科学研究科 附属演習林 教授
  • パネルディスカッション
    話題提供のお三方のほか、OEGs受講生など学生がパネリストとして登壇します。
    (モデレーター:髙橋 伸一郎 /東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)

[開催趣旨]
GX=Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)とはなんでしょうか?
CO2排出ゼロや脱炭素の文脈で語られるGXは、たとえば再生可能エネルギー利用への転換という形で、企業などでの取り組みが始まっています。日本では今、GXは経済成長につながるもの、との側面に光があてられがちです。しかし果たして、気候変動をはじめとする数々の危機に直面する私たちが取り組むべきGXとは本来なんなのか、考えてみる必要があるのではないでしょうか。

より本質的には、GXとは、ただ一つの地球の資源を一方的に使い続けてきた人類が、いかにこれをペイバックして持続可能にするかを目指す社会の変革であるはずです。そのためには、産業政策や企業の経営課題としてのGXだけでなく、私たち一人ひとりの日々の暮らしにおけるGXにもっと目を向ける必要があると考えています。

人間の衣食住を支えてきた学問分野であり、さまざまな生き物が暮らす自然環境と人類活動との調和を目指す農学には、暮らしのなかのGXを実現していくミッションがあります。環境負荷を抑えた低炭素農業や、バイオマス由来の素材や燃料、森林管理を通じた物質循環をはじめとする研究成果に根ざした取り組みを模索しています。

本シンポジウムでは、食や天気、衣服といった日常生活にあるものを着眼点に、暮らしに根ざしたGXの必要性について考えます。そして、それが地球全体の持続可能性にどうつながるのか、農学の観点から思いを巡らせるとともに、ヒトを含むあらゆる生物が共生できる未来を目指すOne Earth Guardiansとして何ができるのかを対話する機会にしたいと思います。

本イベントに関する問い合わせ先:
東京大学 大学院農学生命科学研究科
One Earth Guardians育成プログラム事務局
office@one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp