新石器革命以来、人類が数多の動物を家畜化してきたという事実は、もはや言及する必要もないほどの周知の事実である。
現代社会を生きるほとんどの人々にとって、畜産業は欠かすことの出来ない重要な産業と化している。しかしその一方で「劣悪な生息環境で飼われることにより、家畜にストレスを与えるのではないか」という考え方が近年広がっている。このような状況から、国際獣疫事務局 (OIE)は、「動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」として「アニマルウェルフェア」という概念を定義した。

そこで第3回国際開発フォーラムでは「アニマルウェルフェア」について研究を行なっている、東京農工大学グローバルイノベーション研究院教授の新村 毅様を講師としてお招きします。
新村様には「アニマルウェルフェアの定義」「動物愛護等との違い」「世界的な動向」などについてお話いただきます。 フォーラムの最後には、講師の方に直接質問できる質疑応答の時間もありますので、学びを深める機会にしていただければと思います。 アニマルウェルフェアに興味がある方、動物を扱った研究や畜産業に関心がある方はぜひご参加ください。

以下詳細:
〇日時
 3月8日(火)13:00~15:00
〇会場
 オンライン(zoomなどweb会議システム利用予定)
 参加用URLは、後日ご登録いただいたメールアドレス宛に送信いたします。
〇対象
 どなたでもご参加いただけます。
〇参加費
 無料(要予約)
〇講師
 東京農工大学グローバルイノベーション研究院教授 新村 毅様
〇概要
 東京農工大学グローバルイノベーション研究院教授の新村 毅様をお招きし、アニマルウェルフェアについてお話しいただきます。
 また、講演後には質疑応答の時間も設けております。
 1. 13:00~14:30 講演
 2. 14:30~15:00 質疑応答
◯主催
 東京大学農学部国際開発農学専修 3年
 ・国際開発フォーラムは、同専修の学生主体で企画・運営のもと、国際社会の最先端で活躍されている社会人の方から直接お話を聞き議論し、
学ぶ機会として年2〜3回開催しています。
◯申込み
 こちらからお申し込みください: https://forms.gle/5zuQubqoa3mrkf966

▼本件に関する問い合わせ先
国際開発農学専修 3年 田村 篤志
E-mail: tamtam-atsushi-0717@g.ecc.u-tokyo.ac.jp