食は、全ての生物にとってなくてはならないものであり、私たちの生活と密接に関わっています。では、当たり前の存在として捉えられている食の未来が危機に瀕しているかもしれないと考えたことはあるでしょうか。人口増加による食料不足、水資源の枯渇、途上国での低栄養や先進国での肥満、農業や畜産業が与える環境への負荷など、食に関する課題は数多く存在します。それらの多くを引き起こす要因の一つとして、肉を多く摂取するようになった現在の食生活が挙げられます。

第2回国際開発フォーラムでは、肉の過剰消費に対する新たなアプローチを紹介します。近年注目を集めている代替肉について、その重要性や最先端の技術に触れることで、未来を担う学生が今後のにくの在り方について理解と考えを深める機会を提供したいと考えました。

具体的には、食料経済学、フードテック企業、培養肉研究という異なる分野でご活躍されている方々をお招きし、複数の視点からこれからのにくについて考えることにより、多様な選択肢の中から個人が自由ににくを選択できる未来の実現につなげることができればと思っております。食料問題や環境の持続性に興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。

以下詳細:

〇日時 1217()14:0016:40

〇会場
 東京大学弥生キャンパス7号館B棟231/232講義室

〇対象
 どなたでもご参加いただけます。

〇参加費
 無料(要予約)

〇講師
 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 竹内昌治 様

    早稲田大学 政治経済学術院 准教授 下川哲 様

〇概要
食料経済学および培養肉研究という異なる分野でご活躍されている専門家をお招きして、代替肉を実際に試食しながら未来のにくのあり方について考えます。 

  1. 14:00~14:10 オープニング
  2. 14:10~15:00 プレゼンテーション
  3. 15:10~15:40 試食会
  4. 15:45~16:30 フリーディスカッション
  5. 16:30~16:40 クロージング

◯主催
 東京大学農学部国際開発農学専修 3年
 
・国際開発フォーラムは、同専修の学生主体で企画・運営のもと、国際社会の最先端で活躍されている社会人の方から直接お話を聞き議論し、
学ぶ機会として年3回開催しています。


◯ 申込み
こちらからお申し込みください:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeSKRkmGTqm9MNjaPM7dzVkfmMBg6Xdpu7IyDgmxQSe59kugg/viewform

▼本件に関する問い合わせ先
国際開発農学専修 3年 石井
E-mail: yohukashi<アット>g.ecc.u-tokyo.ac.jp <アット>を@に変えてください。