今年3月、「サプリメント」が原因とみられる健康被害の発生が厚生労働省から発表されました。現在のところ、この健康被害の原因となった成分や経緯の詳細は明らかになっていませんが、原因となったサプリメントが「機能性表示食品」であったことから、機能性表示食品をめぐる制度や機能性評価や安全性確保の方法など、様々な問題点が指摘されています。
一方で、「サプリメント」は医薬品と同等(または類似)の成分を高用量で摂取可能であるにもかかわらず「食品」であって医薬品のような規制を受けないことや「機能性表示食品」とはどのような制度であるのか、などについて正しく理解されていないと思われる報道や議論も多く目にします。
本シンポジウムでは、「食品の機能性」を有効かつ安全に利用するという原点に立ち戻り、「機能性表示食品」の機能性評価と安全性確保の方法、制度の課題やあり方などを議論し、「食の安全」を確保しながら「食品の機能性」を正しく活用する方法を考えていきます。

日時: 2024年612日(水)13:3016:45
場所: 東京大学農学部フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール(オンライン配信有)
主催: 東京大学大学院農学生命科学研究科附属食の安全研究センター
後援: 国立大学法人東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン(act151)

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プログラム:
13:30-13:45       
「初めに:機能性表示食品と保健機能食品制度」   平山和宏 (東京大学)
13:45-14:15        「機能性表示食品の機能性を示す」           八村敏志 (東京大学)
14:15-14:45        ELSIの観点から食品の機能と安全を再考する」 喜田 聡 (東京大学)
14:45-15:15        「機能性表示食品の安全性評価 (令和6年通知に関して)」            穐山 浩 (星薬科大学)
15:30-16:00        「機能性表示食品の課題と未来」    清水 誠 (東京大学名誉教授)
16:00-16:45          総合討論

問い合わせ先:   shokuhin@frac.a.u-tokyo.ac.jp
イベント詳細HP:  http://www.frc.a.u-tokyo.ac.jp/information/240612.html