東京大学 農学部正門(南北線東大前駅出口1より徒歩2分程度)

会場:弥生講堂(農学部正門からキャンパスに入り、右手)

 地球環境の課題である気候変動、水循環、生物多様性等の領域における森林の役割とその科学的な解明が進行中である。またわが国では、森林は国土の3分の2を占め、各地の現場では気候変動、生物多様性の損失といった変化に対し、議論が進んでいる。このように森林と森林科学への社会・学術的要請は高まっている。担い手の育成も重要であり、科学と政策の対話の重要性は増している。
 そこで、森林科学の研究者の発表と基調講演者として林野庁の関係者を招きセミナーを開催する。招へい予定の織田央長官は本専攻OB(森林経理学研究室 1988年卒)である。
また研究者として国立環境研究所の伊藤昭彦氏を招き、地球規模課題への対応と最新の科学及び関連国際動向について報告いただく。更に本学からは、「森林GX/DXと社会協創:Nature-based solutionsの東大モデルを作る」を農学生命科学研究科附属演習林から紹介していただく。2022年末に合意された生物多様性の新国際枠組について報告をする。

  • 日 時:2023年3月17日(金)9:30~11:30
  • 場 所:東京大学農学部弥生講堂一条ホール(対面のみ)
    地図はこちら
  • 主 催:東京大学大学院農学生命科学研究科
  • 後 援:林野庁
  • プログラム:
    司会:龍原 哲  東京大学大学院農学生命科学研究科准教授
    1. 開会あいさつ
    堤 伸浩 東京大学大学院農学生命科学研究科教授・研究科長
    2. 基調講演「グリーン社会の構築に向けた森林・林業政策について」
    織田 央 林野庁長官
    3. 研究報告
    (1) 「森林GX/DXと社会協創:Nature-based solutionsの東大モデルを作る」
    平尾 聡秀 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林フィールドデータ研究センター長
    (2) 「ネットゼロ実現に向けた森林の役割と管理」
    伊藤 昭彦 国立環境研究所地球システム領域物質循環モデリング・解析研究室長
    (3) 「生物多様性条約第15回締約国会議の結果概要」
    香坂 玲 東京大学大学院農学生命科学研究科教授
    4. 質疑・議論
    5. 閉会挨拶 熊谷 朝臣 東京大学大学院農学生命科学研究科教授・森林科学専攻長
    *やむ得ない事情により、講演者が変更することがあります。
  • 参加費:参加費無料、事前登録制、対面のみ
    ▼詳細・事前登録はこちら▼
    https://forms.gle/Gz4NiJ64DfvXbUgz7
    ※事前登録は3/15(水)正午を〆切といたします。
    定員に達しましたので、締め切りました(3月14日)

【お問合せ先】
東京大学大学院農学生命科学研究科 森林風致計画学研究室
教授 香坂 玲(こうさか りょう)   担当:祖父江・三宅
E-mail: kohsaka.lab [アット] gmail.com  [アット]を@に変えてください。
kohsaka[アット]hotmail.com [アット]を@に変えてください。