ミッションと業務

農学は農業、林業、水産業、酪畜産業などの一次産業の基盤を構築する網羅的な学術分野として始まり、元来、生物、環境、生態系など地球圏に手を入れてヒトの役に立つように利用する学問分野として発展してきました。さらに、現在では、環境や生態系の保全や管理、食の安全管理、エネルギー、流通経済、遺伝子操作生物、動物実験、動植物疾病管理、情報管理、国際関係など多くの現代的な課題を内包するに至っています。その中でも、ライフサイエンス研究が占める位置が年々大きくなっています。

そこで、本研究科ではライフサイエンス研究を遂行する機関としての適切な管理運営が求められていると考え、平成19年9月にライフサイエンス委員会、平成28年3月にライフサイエンス室を設置いたしました。

農学生命科学研究科において、倫理的に適切な研究を遂行していただくために、農学生命科学研究科ライフサイエンス室は主に次のような業務を通じて支援を行います。

  • ライフサイエンス研究コンプライアンス体制等の企画・運営
  • 生命倫理、コンプライアンス等の教育・啓発・広報活動の企画・運営
  • ライフサイエンス系実験(動物実験、遺伝子組換え生物等実験、研究用微生物実験、ヒト対象研究倫理)に対する専門的見地からの支援
  • ライフサイエンス研究実施に伴う行政官庁等への許認可申請・届出に対する専門的見地からの支援
  • ライフサイエンス系実験申請管理システムの運用
  • ライフサイエンス委員会の運営支援

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