プロフィール
専攻 |
応用生命化学専攻
Department of Applied Biological Chemistry
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研究室 |
植物栄養・肥料学研究室
Laboratory of Plant Nutrition and Fertilizers
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職名 |
准教授 / Associate Professor |
一般の方へ向けた研究紹介
食糧(料)の質と量の向上
人は直接、間接的に植物を食べて必須元素を含む栄養を摂取しています。その栄養は、植物が土壌から吸収したものです。一方で、有毒物質であるカドミウムやヒ素など人にとって有毒な元素も吸収してしまいます。私は、これらの元素をどのように植物が土から栄養素を吸収して目的地まで輸送するのかについて研究を進めています。材料は、イネや白菜、シロイヌナズナを材料として、分子生物学、分析化学、遺伝学的手法を用いて解析を進めています。これらの研究を通して、食糧の質と量の向上を達成し、国内及び国際的な食糧(料)問題を解決することを大きな目標としています。
教育内容
主体性
植物栄養学の一部や学生実験、研究室での研究の指導をしています。主体性を持って課題に取り組む人材の育成を目指しています。
共同研究や産学連携への展望
元素分析ならお任せ
栄養価(鉄、亜鉛)を高めた作物や、有毒元素(ヒ素、カドミウム)が低い作物、栄養欠乏に強い作物の育種基盤を作っています。また、各種元素分析装置(ICP-MS、 XRF、 CNコーダ)を有しておりますので、元素分析について興味がありましたら相談していただければと思います。共同研究、産学連携を歓迎いたします。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 植物、遺伝子、元素分析、栄養、育種
キーワード2 : 食糧問題、隠れた飢餓