プロフィール
専攻 |
獣医学専攻
Department of Veterinary Medical Sciences
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研究室 |
獣医公衆衛生学研究室
Laboratory of Veterinary Public Health
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職名 |
准教授 / Associate Professor |
一般の方へ向けた研究紹介
公衆衛生学とは?
公衆(全ての人々)の生を衛(まもる)学問です。つまり、みんなが健康に生活するにはどうしたら良いかを考え、実践していきます。この中のアプローチのひとつに感染症対策があり、獣医学領域では特にヒトと動物の感染症に関する研究があります。
研究の内容
ヒトが定住を始めた頃から関わりが深いネズミなどの齧歯類は、地球上の哺乳類の中で最も大きなグループを形成します。ネズミからヒトへ感染する病原体や新たにヒトへの感染が懸念される病原体、また、人獣共通感染症を媒介する蚊やマダニの調査研究も実施しています。
教育内容
基礎知識と技術を身につけて、フィールドへ
公衆衛生学、食品衛生学、人獣共通感染症学の講義や実習を通して、感染症や食中毒、それらの病原因子に関する知識や基礎的な実験手法、検査手法を習得していきます。これらは、公衆衛生獣医師として重要な科目となります。研究では、フィールド調査を含む動物由来感染症をテーマにした卒業研究や博士課程学位論文の指導を実施しています。
共同研究や産学連携への展望
動物由来感染症を知る
感染症の白地図を埋める
国内外のフィールドへ出かけ、そこに病原体が分布しているかリスクがあるかを調査・考察していきます。
病原体があると危険?
病原体が分布していても、正しい知識、生活環境の整備、適正な薬剤の使用、ワクチンがあればリスクを抑えられることを科学論文報告やガイドライン作成により、社会へフィードバックしていきます。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 獣医、ウイルス、細菌、寄生虫
キーワード2 : 人獣共通感染症、感染症媒介生物