プロフィール
専攻 |
生物材料科学専攻
Department of Biomaterial Sciences
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研究室 |
生物素材科学研究室
Adhesion Science and Bio-composites Laboratory
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職名 |
准教授 / Associate Professor |
一般の方へ向けた研究紹介
身のまわりから未解明現象を見つけ、解明し、そこで得られた技術を活用する。
私たちの身のまわりには、メカニズムが解明されていない問題がたくさんあります。生物素材科学研究室では、生物や生物を取り巻く自然のなかから新たな研究対象を抽出し、詳細な実験観察や数理モデリング、数値シミュレーションなどを用いてメカニズムの解明に取り組んでいます.また、メカニズムの理解を足掛かりにして、バイオマス素材を利活用するための研究も行っています.
教育内容
実験・モデリング・シミュレーションを用いた統合的問題解決能力の養成
実験・モデリング・シミュレーションをバランスよく採り入れた研究を志向しており、問題の提案から解決までを一通り実践することで、統合的な問題解決能力や分野開拓能力、幅広い視点などを身に着けてもらいたいと思っています。また、流行りのテーマに乗っかって最先端に追従するのではなく、誰も注目していない身のまわりの泥臭い問題に対してできるだけ素朴な問題設定を行い、エレガントな解を提示することで、その研究対象に新たな価値を見出すことができる人材を育成したいと思っています。
共同研究や産学連携への展望
若いエンジニアの方々との議論を通して、新たなアイディアを生み出す際のお役に立てればと思っています。
私は、基礎的な問題に強い関心を持っていますが、(5年余りの企業経験から)メカニズムの解明が新たなエンジニアリングにつながることも理解しています。とくに、若いエンジニアの皆さんとの議論の中から、新たなアイディアを生み出す際のお役に立てればと思っています。過去の実績として、実際、数社の方々とのお付き合いの中で、そのような取り組みを実践してきました。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 力学、モデリング、植物、レオロジー、接着・粘着、破壊、生体規範工学
キーワード2 : バイオマス素材の利活用、森林破壊、食糧問題