プロフィール
一般の方へ向けた研究紹介
暮らしの中に木材を
森林資源の持続的な管理には、木材の価値を高めることが必要です。人々が毎日の暮らしの中で木材の良さを実感できると、木材の価値は高まるはずです。わたしは、住まいにおいて木材が人々の健康維持増進に果たす役割に注目し、高断熱住宅における木材利用や住宅性能評価のあり方について、林業経済学の視点から研究しています。健康維持増進は社会保障問題の解決にもつながると考えています。
教育内容
現場におもむいて、人々の話を直接聞いて、実態を知る
森林資源の持続的な管理を実現するには、さまざまな立場からのアプローチがあり得ます。卒論・修論では学生に自由にテーマを設定してもらっています。これまでのテーマとして、木育指導者育成の課題、炭素クレジットを加味した早生樹の収益性分析などがあります。調査にあたっては現場におもむいて、木育指導者、森林所有者といった人々の話を直接聞いて、それぞれの現場での実態を知ることが、事前学習と同様に大切です。それらをもとに自分なりに考えることを重視しています。
共同研究や産学連携への展望
健康で文化的な生活の実現に資する木材のあり方、林業の技術普及に関する研究
世界保健機関(WHO)が冬季室温18度以上を強く推奨するなど、高断熱住宅の必要性が省エネだけでなく健康維持増進の面からも高まっています。人々の健康で文化的な生活のために木材ができる貢献を探りたいと考えています。
森林資源の循環利用に欠かせない苗木生産、造林活動においてはとくに労働力不足が深刻です。コンテナ苗や低密度植栽といった省力化技術が普及していく過程や要因に関する研究も行っています。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 木材、健康、断熱、住宅性能評価、ポピュレーションストラテジー、林業、山村、苗木生産、造林密度
キーワード2 : 国民負担率、社会保障、再造林放棄、山村振興