一条ホール 沿革

東京大学弥生講堂・一条ホールは、農学部設立125周年記念事業の一環として計画されたもので、
(株)一条工務店の寄付により建設されました。
21世紀へ向けての更なる農学部のシンボルとなる事を期待し、農学の特性を生かした木質構造による省エネルギー・環境調和型の建物として設計されました。
構造部分である集成材をはじめ、多様な木質材料や羊毛断熱材など自然材料を積極的に用いてあり、今後も研究対象として観察し続けていきます。










施設内容

  • 一条ホール (定員:300名対応 固定椅子278席)
  • 会議室 (定員:40名)

平面図


施設写真

外観・エントランス
外観・エントランス
一条ホール
一条ホール
内庭よりテラス、エントランスホール
内庭よりテラス、エントランスホール
会議室
会議室

使用材質・マテリアル

MDF/ダクト スプルース/集成板 タウン/手摺り 羊毛/断熱材
カラマツ/構造用集成材 スプルース/天井格子パネル タウン/フローリング バーチ/固定いす
カラマツ/腰板 レッドウッド/テラス コクタン/通気口 カナダスギ/建具
オーク/ステージフロア

設計データ

  • 設計 :香山壽夫建築研究所
  • 建築面積 :975.88m2
  • 延床面積 :998.77m2 (1階 907.28m2 / 2階 91.49m2)
  • 階数 :地上2階
  • 構造 :木造一部鉄骨造
  • 竣工 :2000年3月

  • ※東京大学弥生講堂 一条ホール・附属資料館として「2002年 日本建築学会作品選奨」に選定されました。