生産・環境生物学専攻の井澤毅教授がHuman Frontier Science Programの2019年度Research Grantsに採択されました。
本研究科 生産·環境生物学専攻の井澤毅教授がHuman Frontier Science Programの2019年度Research Grantsに採択(受賞)されました。
Human Frontier Science Program は1987年のサミットでの中曽根康弘首相(当時)の提唱に基づく国際プロジェクトで、1990年以降毎年、基礎研究を対象とした国際プロジェクトにグラントを提供しています。
このグラント採択は20倍以上の競争率で日本からは毎年数件の申請が採択されており、国際的にも高く評価されているグラントです。
井澤教授は “An integrative approach to decipher flowering time dynamics under drought stress” というタイトルのプロジェクトでイタリアのミラノ大学のLucio Conti助教授とアメリカのイリノイ大学のThomas Juenger教授との国際共同研究が採択されました。この共同研究プロジェクトでは、多くの植物が持つ水ストレスにより促進される開花期制御の分子機構の解明を目指されるそうです。今後の発展が期待されます。
HFSPの2019年度の審査結果は以下に示されています。814件のletters of intentのうち、84件がFull applicationの提出を依頼され、最終的に34件(プログラムグラント25件、若手研究者グラント9件)が受賞となりました。
【2019年度ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)受賞者のお知らせ】
https://www.amed.go.jp/news/program/hfsp2019_jusyo.html