2021年12月8日(水)から10日(金)に東京大学と国立台湾大学の教職員・学⽣が参加するオンラインジョイントカンファレンスを開催しました。台湾大学とは、両大学の交流における主要な事業の1つとして、全学単位のプレナリーセッションと学科・専攻単位の10以上のパラレルセッションからなる合同カンファレンスを、2015年度から両学が交互に主催してきました。

5回目となる今回は、コロナ禍により、オンラインでの実施となりましたが、”Cooperation towards the Post-Corona Era”のテーマのもと、8日(水)午後のプレナリーセッションでは、両大学の総長、学長も登壇し、登録者数は約300名、パラレルセッションは15を数える盛会となりました。両大学の医学系研究科によるKeynote Speechesに続き、Faculty Presentation、Student Presentationも行われ、活発な議論が展開されて大変有意義でした。来年度は対面での交流が再開されることを願って閉会となりました。


国立台湾大学生物資源農学院とのパラレルセッションを実施

12月9日(木)午前に「Cooperation in Agriculture towards the Post-Corona Era」をテーマとして、国立台湾大学生物資源農学院とUTokyo-NTU Joint Conference 2021 パラレルセッションを開催しました。このセッションでは、堤伸浩東京大学農学生命科学研究科長、Huu-Sheng LUR 国立台湾大学生物資源農学院長が冒頭の挨拶を行いました。

その後、本研究科からは、岩田洋佳准教授、齋藤継之准教授が、先方からはShih-Shun LIN教授、Feng-Cheng CHANG准教授がそれぞれ自身の研究に関する発表を行い、その後参加者も交え、活発な意見交換が行われました。本セッションの参加登録者は90人を超え、新たな共同研究の創出や今後さらなる交流の推進が期待できる機会となりました。

また、同日午後には、生物・環境工学パラレルセッション、翌日は、獣医学、演習林・森林科学・生物材料科学パラレルセッションがそれぞれ開催され、いずれも盛況のうちに閉会しました。