2022年127()から9()に東京大学と国立台湾大学の教職員・学生が参加するオンラインジョイントカンファレンスを開催しました。

台湾大学とは、両大学の交流における主要な事業の1つとして、全学単位のプレナリーセッションと学科・専攻単位のパラレルセッションからなる合同カンファレンスを、2015年度から両学が交互に主催してきました。

6回目となる今回は、コロナ禍により、昨年に引き続きオンラインでの実施となりましたが“Co-creating Prosperous Future in East Asia”のテーマのもと、両大学の総長、学長も登壇し、プレナリーセッションの登録者数は約170名、パラレルセッションは9を数える盛会となりました。Keynote Speechesに続き、Faculty Presentation Student Presentationも行われ、活発な議論が展開されました。来年度こそは対面での交流が再開されることを願いつつ、閉会となりました。

UTokyo-NTU Joint Conference 2022で、国立台湾大学生物資源農学院とパラレルセッションを実施しました

12月8日(木)に「Co-creating Prosperous Future Agriculture in East Asia」をテーマとして、国立台湾大学生物資源農学院とUTokyo-NTU Joint Conference 2022 パラレルセッションを開催しました。このセッションでは、堤伸浩東京大学農学生命科学研究科長、Je-Ruei LIU 国立台湾大学生物資源農学院副院長が冒頭の挨拶を行いました。

その後、学生発表では、台湾大学博士課程在学中で現在本研究科に特別研究学生として留学中のChih-Chieh LINさんが、日本留学の所感や両大学の研究室の構造の比較等を発表し、本研究科修士課程1年餌取拓未さんが、国立台湾大学生物資源農学院が主催しているサマープログラムであるBACT(Biodiversity, Agriculture, and Culture of Taiwan Online Program)参加の経験から学んだこと、日台農業の将来の発展へ向け、共通の課題やそれぞれの特徴について発表しました。続いて教員発表では、国立台湾大学からChi-Te LIU教授が、本学からは、濱本昌一郎准教授が、それぞれ自身の研究に関する発表を行いました。本セッションの参加登録者は120人を越え、今後さらなる交流の推進が期待できる機会となりました。

また、同日午後には、生物・環境工学パラレルセッション、演習林・森林科学・生物材料科学パラレルセッションが、翌日は獣医学のパラレルセッションがそれぞれ開催され、いずれも盛況のうちに閉会しました。