「シグナルペプチドーム研究」に関する社会連携講座が設置されました
東京大学大学院農学生命科学研究科と東亞合成株式会社は生命進化や細胞分化などの生命現象の本質的解明を行う「シグナルペプチドーム研究」の社会連携講座を本研究科内に設置し、共同研究を開始いたしましたので、お知らせいたします。
<設置の目的>
シグナルペプチドは、タンパク質分子にある短いペプチド配列で、タンパク質が細胞膜を通過することを指令し、タンパク質を輸送する機能を有しています。さらに、シグナルペプチドは、生命現象の根幹に関わる未知の機能を保有している可能性があります。本講座ではシグナルペプチドの機能を網羅的に解析し、その未知の機能を明らかにすることで、癌、神経系疾患、感染症や希少疾患などの治療薬の創出につなげる事を目的とします。
<設置講座の概要>
講座名称 | 東京大学大学院農学生命科学研究科「シグナルペプチドーム研究」社会連携講座 |
期間 | 2023年4月1日~2026年3月31日(3年間) |
担当教員 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻水圏生物工学講座 浅川 修一 教授 |
連携機関 | 東亞合成株式会社(先端科学研究所) |
<お問い合わせ先>
東京大学大学院農学生命科学研究科 総務課広報情報担当 電話:03-5841-8179
東亞合成株式会社コーポレートコミュニケーション部 電話:03-3597-7215