演習林ではGXの取り組みの一環として、演習林産の木材をキャンパス内の建物の内装、机、椅子などとして利用する取り組みを進めています。この取り組みの一環として、硬式野球部に北海道演習林産材バットの寄贈を打診したところ、部員の方から試しに使ってみたいとの回答があり、バットの作製に着手しました。自社でバットを製作されていた北海道芦別市にある道央ランバー(株)さんに北海道演習林で生産したウダイカンバとダケカンバの丸太からバット用の角材に製材していただいた後、様々な工程を経て、およそ半年かけてウダイカンバ3本、ダケカンバ2本のバットが出来上がり、11月14日の青空の下で硬式野球部に贈呈しました。なお、道央ランバー(株)さんのご厚意で提供していただいた、北海道産材アサダのノック用バット1本も併せて贈呈しました。
 バットは大学野球連盟に公認されないと公式戦では使用できないため、練習での使用に限られますが、北海道演習林産材バットで練習した部員のみなさまが、試合で活躍されることを期待するとともに、演習林と硬式野球部が木で繋がりを持てたことを嬉しく思っております。
 演習林のホームページはこちら

贈呈式の様子

贈呈されたバット