スウェーデン農業科学大学と東京大学大学院農学生命科学研究科との「学生交流に関する協定書」および「学術交流に関する協定書」を更新、協定締結20周年のセレモニーを挙行しました。
スウェーデン農業科学大学(Sveriges lantbruksuniversitet, SLU)は、持続可能な生活のための科学分野における研究、教育、環境評価を提供するスウェーデンの大学で、農学・林学分野で世界4位(2024年)にランキングされている国際的な大学です。本研究科とSLUは、2004年に「学生交流に関する協定書」および「学術交流に関する協定書」を締結し、それ以来20年間にわたって様々な交流を続けてきました。本年、両協定書の更新と共に、協定締結20周年のセレモニーを9月20日に挙行しました。
セレモニーでは協定書の署名を行った後、中嶋研究科長とYlva Hillbur副学長(国際交流担当)から、本協定にかける当研究科およびSLUの思いを共有しました。その後、本年9月から新しく就任されたViktoria Li在日スウェーデン大使から、協定締結20周年のお祝いと本協定で行われる交流への期待が語られました。その後、本協定の幹事教員である五十嵐教授から、これまで協定内で行われた共同研究の成果や今後の目標が紹介されました。
今回、SLUからはHillbur先生に加えて、Rosario García先生、Mats Sandgren先生、Geir Löe先生が訪問され、農学部の研究室を訪問しました。今後、様々な研究分野での交流が予定されておりますので、学生の皆さんは是非留学先、共同研究先の候補として頂けたらと思います。