北海道山岳レスキューロボットコンテストで難攻不落の救助課題達成!
生物・環境工学専攻生物機械工学研究室の海津 裕 准教授をリーダーとしたチームが、ジャパンイノベーションチャレンジ2025(JIC2025)の課題3(救出)を単独クリアーし賞金2,000万円を獲得しました。
JICは、2016年から北海道の上士幌の山中を舞台に、1)ドローンによる遭難者の発見、2)ドローンによる救護物資の搬送、3)ロボットによる救出、という3つの課題に挑戦するコンテストです。
課題1,2は、これまでにクリアーされたのですが、課題3は、過去8回だれもクリアーできていない難攻不落のチャレンジでした。海津裕准教授は過去3年のチャレンジでいずれも、途中で機械が故障や転倒により動けなくなり、リタイアを余儀なくされてきましたが、今回4回目にして、初の課題達成を成し遂げました。なお本大会は、すべての課題がクリアーされたため、終了となりました。
このコンテストを通して、参加メンバーは建設機械や農業機械、小型ロボット、ドローンの遠隔操縦の技術を高めることができました。農業・環境分野へのロボット技術の活用が今後進んでいくことが期待されます。
海津 准教授のコメント
「屋外で活動するロボットの開発という、我々の強みを生かすことができたことを大変うれしく思います」
コンテストの概要は以下のリンクからご覧になれます。
https://japan-innovation-challenge.com/
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1227912/
参加メンバー:海津 裕 准教授、古橋 賢一 准教授、五十嵐 翔 特任研究員、鴨田 薫佳(M1)、西山 伊織(M1)、平川 智義(M1)
問い合わせ先
東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻
生物機械工学研究室 准教授 海津 裕(かいづ ゆたか)
E-mail: kaizu[*]g.ecc.u-tokyo.ac.jp
※E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。




