プロフィール
専攻 |
生圏システム学専攻
Department of Ecosystem Studies
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研究室 |
生物多様性科学研究室
Laboratory of Biodiversity Science
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職名 |
教授 / Professor |
一般の方へ向けた研究紹介
脱自然社会から親自然社会への脱却への挑戦
私は根っからのナチュラリストですが、趣味が高じて生態学者になりました。巷では生物多様性やネイチャーポジティブなどの用語が流行っていますが、私からすれば表層的でどこか空疎な響きがあります。そうした響きを実感のあるものとして社会に啓発していくことを使命に感じています。新自由主義が破壊した人間らしい生き方、自然のなかで生かされているという謙虚な気持ちを醸成するには、いまの環境科学とその周辺分野の研究では不十分であるばかりか、誤った方向に進む恐れさえあります。著作や講演会などを通して、一人でも多くの人たちに親自然社会の実現に向けた活動を続けていきます。
教育内容
自然から学ぶことは無限
野外での生き物の分布や生活史、生物同士のつながり、人との関係を科学しています。基盤は生態学ですが、社会科学や人文科学もしっかり勉強しましょう。自身の主張を説得力をもって語れる文章を書けるよう指導していますが、なかなか難しいですね。
共同研究や産学連携への展望
脱自然から親自然への挑戦
短期的な利潤や合理性を追求する新自由主義的社会から脱却することを目指す、志の高い企業や法人さんを歓迎します。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 生物多様性、昆虫、動物
キーワード2 : 親自然社会