プロフィール

関根 渉

関根 渉

SEKINE Wataru

専攻 獣医学専攻 Department of Veterinary Medical Sciences
研究室 獣医微生物学研究室 Laboratory of Veterinary Microbiology
職名 助教 / Assistant Professor
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一般の方へ向けた研究紹介

ウイルスとの共存を探る

動物がもつウイルスは、家畜や伴侶動物などの健康被害(疾病)による経済的被害を引き起こし、時には野生動物がもつウイルスが人類に感染し、蔓延するパンデミックウイルスとなる可能性があります。
動物・人類がともに健康的に過ごせる社会を目指して、①ニワトリに用いるインフルエンザワクチンの開発、②牛のコロナウイルスの制御、③海生哺乳類(アザラシ、イルカ、クジラなど)が感染するウイルスの探索を目的に、遺伝子工学を駆使した研究、フィールド調査を実施しています。

教育内容

ワクワク感のあるチャレンジを

当研究室は「楽しい研究をやろう!」という基本方針のもと、活動しています。
学生には研究を進めていく中で、「これはすごいことかもしれない」、「まだ誰も知らないかもしれない」というような自分自身のテンションの上がる研究を見つけてもらえればと思います。また、研究テーマがうまくいくかわからない、むしろたぶん失敗するかもしれないチャレンジでも、その過程を忍耐強く、地道にこなし、楽しめるような人材となってもらえるようサポートしていきたいと思います。

共同研究や産学連携への展望

ウイルス制御による家畜・野生動物の保全

① 鳥インフルエンザのワクチン開発
安全性を担保し、免疫誘導の優れた、噴霧型の簡便な接種法を可能とする新規のワクチン候補株の作製を行っています。
② 産乳量を激減させるウシコロナウイルスの制圧
ウイルス制御を目指して、疫学調査、農場内での伝播様式の解明、人工的に作出できるリバースジェネティクス法を活用したワクチン開発を行っています。
③ 海棲乳類の保全に向けたウイルスサーベイランス
アザラシ、イルカ、クジラなどからウイルスの検出・分離を行い、そのウイルスの性状を解析しています。また、新規採集法としてドローンを用いて、クジラのブロー(息継ぎ)を回収し、そのウイルス叢の解析や未知のウイルス発見を試みています。

研究概要ポスター(PDF)

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キーワード

キーワード1  :  家畜、野生動物、海生哺乳類、インフルエンザウイルス、コロナウイルス、ワクチン開発、ウイルス探索、ドローン
キーワード2  :  人獣共通感染症、動物由来ウイルス性感染症、安定的な食糧生産、野生動物の保全