プロフィール
専攻 |
生産・環境生物学専攻
Department of Agricultural and Environmental Biology
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研究室 |
応用昆虫学研究室
Laboratory of Applied Entomology
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職名 |
教授 / Professor |
一般の方へ向けた研究紹介
虫の研究は世界を救う
専門分野は、応用昆虫学・動物生理学・行動学・生物工学・遺伝子工学です。
地球上にはさまざまな種類の昆虫が生息しています。不思議な姿をしていたり、変な行動をとったり、中には、ミツバチなど人間に有用な昆虫も少なくありません。そういった一つ一つを取り上げて探究しています。昆虫は、研究すればするほど不思議に満ちていて深みにハマります。昆虫は農業だけでなく宇宙開発にも利用が期待されており、最近では食品ロスなどのリサイクル技術としても世界的に注目されています。これから地球を救うのは昆虫かもしれません(きっとそうです!)。
現在、進めている研究プロジェクトには以下のものがあります。
Project 1. 資源リサイクル
キーワード:食品ロス・腐食性昆虫・バイオーム・地球温暖化・宇宙・ゲノム編集
Project 2. 視覚、光防除
キーワード:複眼・光波長・LED・視覚応答・IPM・減農薬・環境保全型農業
Project 3. 脳、老化
キーワード:体内時計・睡眠・神経行動制御・寿命・病態モデル
Project 4. 学生提案テーマ
積極的に学生からの提案を受け入れています(例)昆虫食・スタートアップ(起業のためのテーマ)
教育内容
生き物の不思議を探求しよう・研究生活を楽しもう・イノベーションを起こそう
教育活動内容
学部生向けの「昆虫学」および新入生の「初年度ゼミナール」を担当しています。前者では「生き物を探究する面白さ」や「昆虫を使った技術応用分野の広さ」を伝えたいと思っています。後者では「ものを考える切り口」について経験値を上げていただきたいと思っています。研究室では、一人一人が「自由に発想して議論できる場」を作れるように努力しています。
人材育成の目標
専門性の高さだけでなく、どんな難問がやってきても解決の糸口を見つけられるような、柔軟性のある人材育成を心がけています。そのために、学生が主体となって研究テーマを進められるようにサポート体制づくりを行なっています。
人材輩出の実績
進路はさまざまです。卒業生は国立研究所や民間の研究者になるだけではなく、さまざまな職種に進路を見い出しています。就職先の情報収集なども人脈を使って行い、一人一人に親身な進路指導を心がけています。
共同研究や産学連携への展望
専門性だけでなく、柔軟性のある人材の育成
食資源リサイクル、有機廃棄物処理、衛生管理、食品ロス、気候変動対策、環境保全、減農薬、環境保全型農業に関わる民間企業様との共同研究/委託研究に積極的に取り組んでいます。
共同での特許出願や商品開発など、昆虫学を中心とした専門知識や解析技術を生かして研究推進します。
研究概要ポスター(PDF)
関連リンク
キーワード
キーワード1 : 昆虫、動物、植物、微生物、資源リサイクル、食品ロス・地球温暖化・ゲノム編集、視覚、 光、LED、減農薬、環境保全、脳、老化、体内時計、睡眠、神経、寿命・病態モデル、昆虫食
キーワード2 : 食糧危機、食品ロス、気候変動、環境保全、減農薬、環境保全型農業